セカンドキャリアへの旅路(33)行動の源泉にある痛みの癒やし
おはようございます、ますみです😆
今年、花粉症になった、という方がちらほらおります。
僕は小学校6年生から花粉症でしたが、辛いっすねぇ。
いつか時間をちゃんと取ってプロセスしてみたいと考えてます。結果が出たらシェアしますね。
前回まで
受託開発を進めてきた核となる社員が退社する。
残る社員で新商品の開発に乗り出した。
一方、僕のサービス開発は難航していた。
僕自身が何をしたいのか、完全に見失っていたんだ。
小さな頃の記憶
「僕は一体、何がしたいんだ❗️」
と自分に問うた時。
小さい頃の記憶が蘇ってきた。
ガシャーン❗️
父「ふざけるんじゃない❗️」
父が酔って帰り、家の玄関のガラスを壊している。
僕「ごめんなさいいいい」
僕は、わけも分からず土下座して泣いていた。
怯えている母が目に入る。
胸がぎゅっと苦しくなった。
お母さんを守らなきゃ❗️
どうやって父を止めようか。
そのことで、頭がいっぱいだった。
力では勝てない。
包丁で刺すしか…❗️
純粋な殺意。
すきを見て、台所にいく算段を立てていた。
・・・
・・・
・・・
僕が小さい頃。
父と母が喧嘩することが度々あった。
その象徴的な出来事が、これだった。
父「仕事だから仕方ない。」
そう言って、父は家を空けることが多かった。
やりたくないことをする理由がわからない。
僕とも遊んでくれない。
仕事の時間が1/10になればいいのに❗️
本気でそう思っていた。
母も、父との喧嘩や、その他のことも重なった。
何年も苦しみ抜いていた。
僕が中学に入る前。
母があるお寺に出会った。
母が修行を始めたことで、家の中は穏やかになっていった。
僕が高校を卒業する頃には、喧嘩はほぼなくなっていた。
「仏教、凄いなぁ。」
ただ、感嘆していた。
仕事を選んだ理由
僕が大学を卒業したとき。
仏門に入るかIT企業に入るか、悩んだ。
仏門に入るのは、困っている人の助けになりたかった。
IT企業に入るのは、世の中の仕事の時間を1/10にしたかった。
残りの時間を家族や大切な人と過ごす時間にしてほしかった。
散々悩んで、IT企業に入った。
でも、どれだけ業務効率化しても、帰る時間は早くならなかった。
それどころか、不夜城だった。
プログラマやSEの離婚率は高い。鬱になる人も多い。
何かがおかしい。
そう思った僕は、TOCを学び、そして、NVC、コネクション・プラクティスを学んできた。それは全て、ITで仕事の時間を1/10にしたい、という願いのため。
僕と同じような思いをする人が現れないように。
行動の源泉にある痛みの癒やし
仕事を選んだ理由を思い出したとき。
「僕は僕を癒やしたいんだなぁ…」
と、気づいてしまった。
ショックだった…。
これまでの歩みは、世の中を変えたり、人を助けることで、過去の自分の痛みを癒そうとする試みだったのだ。自分を癒すために人に関わるとか、どんだけ効率が悪いことをしてたんだろう。
気づけなかった自分にがっかりした。
一方、気付けたので、自分で癒やせば良いこともわかった。
早速、過去の痛みを癒しに掛かる。
NVC、コネクション・プラクティス、ファミリーコンステレーション、フォーカシング…これまで学んだ全てを投入して、徹底的に癒やした❗️
そして、3時間もプロセスしたとき。
世界が変わって見えたんだ…。
次号に続く。