観察(1)言われた、から、言うのを私が聞いたとき、に捉え直す
こんにちは❗️
やる理由発掘ファシリテーターの、高橋真澄です🙂
NVC(非暴力コミュニケーション)の4つのプロセスのひとつ、「観察」をテーマにお送りします😉
僕のところには、コーチングやカウンセリングを受けに来る方が多数いらっしゃいます。
その中で、
「旦那から〜と言われて、かなしかったんです。」
「上司に〜と言われると、どうしようもないんですよね。」
「子供に学校に行かないと言われると、イライラしてどうしようもない」
のように、「言われる」という表現を使う方がよくおられます。
観察というプロセスの中で行うひとつの作業として、「言われる」という自分の考えに気づいたら、「言うのを私がきいたとき」と捉え直します。
上の例では、下記のように置き換えられます。
「旦那が〜と言うのを私が聞いたとき、」
「上司が〜と言うのを私が聞いたとき、」
「子供が学校に行かないと言うのを私が聞くと、」
試しに、最近ザワッとした、相手がおひとりさまの出来事について、
「【相手】に△△と言われたとき、」
と声に出したときの体の反応と、
「【相手】が△△と言うのを私が聞いたとき、」
と声に出したときの体の反応を比べてみてください。
どんな違いがありましたか?
僕の経験上、置き換えたあとのほうが、相手の言葉を聞いたときの影響が少ないことが多いです。
場合によっては、影響がなくなったり、ポジティブな反応に変わることもあります。
また、
・冷静さを保ちやすくなる
・相手の話に耳を傾ける余裕が持てる
・自分と相手の立場や、話している意図に気付きやすくなる
・自分の感情や、その奥にあるニーズに気付きやすくなる
など、様々なメリットがあります。
僕が行っている夫婦や上司部下、部署間の対立解消のセッションでは、この言い換えをしているだけで誤解が溶け、人間関係の修復が起こることも多々あります。
この現象が起こる科学的な説明ができればよいのですが、残念ながら、僕にはその知識はありません。
ご存じの方、ぜひ教えてくださいませ😉
「言われた、から、言うのを私が聞いたとき、に捉え直す」
いかがでしたでしょうか?
よかったら、使ってみてください。
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