セカンドキャリアへの旅路(46)スループット会計
こんにちは、ますみです☺️
ブログを読んでくれて、ありがとう。
このテーマは、僕が半生を振り返ることで、僕に何か気付きがあるといいなぁ、という思いで書いております。
読んでくれた方の刺激に、どんな形であれなるとしたら、書いた意味がさらに感じられて嬉しいです。
何か湧き上がることがありましたら、コメント等でぜひ教えてくださいませ😊
前回まで
今行っている事業の現状把握に乗り出した僕。
スループット会計に基いて整理していく。
すると、面白いことがわかってきたんだ。
時間あたり粗利
スループット会計では、時間あたりの利益を見る。
この場合の利益とは、
利益 = 売上高 - 直接原価(材料費など)
となる。
この利益が、業務費用より大きければ、儲けている、ということになる。
業務費用とは、物を売っても売らなくても掛かる費用。
シンプル☺️
この時、儲けを大きくする考え方は2つある。
ひとつは、利益を上げる。
もうひとつは、業務費用を下げる。
基本的には、利益を上げる方向で考える。
なぜなら、業務費用はよほど無駄遣いしてない限り、削減は難しいからだ。
同じ時間をかけるなら、利益を上げる方に時間を割く方が、よほど可能性がある。
この考えに基づくことを選ぶ。
会社と、サービスごとの時間あたり粗利を見る。
すると、ここ数年、ずっと一定だった。
上がりもせず、下がりもせず。
これまでうっすら自覚はあったけど、興味深い結果。
この形で働き続けることの限界も感じた。
当社の主なビジネスはコンピュータシステムの受託開発だ。
かかった工数(時間)に単価(時給)を掛けた金額が売上高になる。
直接原価(材料費)はない。
この売上高が、業務費用(家賃、給与等)より大きければ儲けていることになる。
今回、社員が減った。
業務費用は減るが、売上はそれ以上に減る。
大きく借入だけが残った状態で、それはまずい。
粗利は少なくとも維持。
できれば、大きくしたい。
働く時間を、これ以上大きくすることも出来ない。
「時間あたりの粗利を大きくする方法が必要…かなぁ」
そう思いつくものの、雲をつかむような思い。
「どうしたもんかなぁ…」
そう悩む僕に、一本の電話が入った。
取引している銀行の方だ。
この電話が、僕が新しい視野を得るきっかけになったんだ。
次号へ続く。