ますみのど直球人生(仮)

見たものや聞いたもの、考えたことを書いていきます。

セカンドキャリアへの旅路(27)帰国後

こんにちは、ますみです😆

最近、寒い日が突発的に来てましたねー。春が近い❗️
暖かくなったらお散歩もいいなぁ☺️

前回まで

非暴力コミュニケーション(NVC)の国際集中合宿(IIT)で、Tさんからの3000行を超えるメールを何度も受信したことをきっかけに、自分に深くダイブするセッションを敢行。自分の中の男性性、女性性から愛を巡らせる方法にたどり着いた。何があっても自分の中の愛とつながることができる実感を得た。

IITを無事に終え、仲間たちと別れて帰国したんだ。

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取引先からの連絡

帰国後、出社すると、起業当時からお世話になっている取引先から「御社の担当者がスキルが合わない。代えるか研修でなんとかして欲しい。」という話が来ていた。
目を見開いた😳

当社の売上の1/2、粗利の2/3に貢献している顧客でもあり、ここが崩れると、会社として致命傷になる。胸にヒヤッとしたものが走った。

取引先に飛んでいく。詳しく話を聞くと、半年以上前から学んでいて欲しい、と頼んでいた技術について、当社の担当者の習熟度が達しておらず、スキルミスマッチと判断した、ということだった。

取引先の方は、これまでのもどかしさやいらだちも語ってくれた。その裏にある、ご自身のリソースをフルに活かしたい一方で、業務の幅が広く、サポートが必要だ、という思い、今の会社に誘ってくれた人の期待に応えたい思いを聞き取ることができた。
素直な思いを言ってくれることに、胸が暖かくなる。

早速、人の手配を開始した。

Tさんへの御見舞

ビジネスパートナーのTさんの容態は、小康状態にあった。
会いに行くと、Tさんは仕事ができなくなって申し訳ない、を繰り返していた。
その申し訳無さの裏にある、Tさんの本当の願い、生命の声を聞き取り、伝え返す。ご自身の生命の声に気づいてもらうこと。それぐらいしか、僕にできることはなかった。
1時間も伝え返し続けた頃。Tさんが、痛みがなくなった、と言った😲

2回目の御見舞のとき、
「ますみちゃん、俺、こんなの買ったんだ」
と、乾燥した植物を見せてくれた。煎じて飲むと癌に良いのだそう。
「俺、生きるよ」
「生きてまた、一緒に仕事したい」
「次はもっといい仕事がしたいなぁ」
 そういうTさんは、やや疲れ気味ながら、やる気を持っていた。

3回目の御見舞は、Tさんと一緒に仕事をしていた社員も同席。
起き上がるのもだるそうだった。Tさんは体力が落ちていたんだ。
そして、一緒に仕事ができないこと、これまで十分な貢献ができなかったことについて、申し訳ない、を繰り返していた。僕は、その申し訳無さの裏にある、貢献したい思い、ご自身の仕事の意味、生きる意味、そして、生命へのコミットメントを聞き取りながら、ひとつひとつ伝え返し続す。
いつの間にか、僕らの出会いからこれまでを振り返り、今後、やっていきたいことについて語り合っていた。気付けばみんなで笑ってる。
「なんだかわからないけど楽しいんだ」
「こんなに楽しいのは久しぶりだよ」
「俺、頑張って生きるよ」
そういうTさんに、血色が戻りつつある。

Tさんが少しでも自分の生命を生きて欲しい。
その願いと共に、Tさん宅を後にすることにしたんだ。

 

次号に続く。