ワークショップ開催報告 4/13(金) 共感的コミュニケーション・ワークショップ 〜共感力を高めて相手も自分も癒せる人になる〜
こんにちは、ますみです😃
今日は、ワークショップの開催報告です。
(ライフストーリーはまた明日♡)
4/13(金)、一般財団法人日本エンカレッジ・リハビリテーション協会様の主催。
NVCのワークショップを開いてきました☺️
呼んでいただけるってありがたいです💖
2〜3時間くらいのセミナーから長期プランまで対応できます。
興味が湧いたら、お気軽に呼んでください👍
非創造的対立と消極的解決策がはびこる現場なら。
創造的対立と積極的解決策が巻き起こるタネを一緒に植えませう(`・ω・´)
今回のテーマ
今回のワークショップは、「自己共感」がテーマ。
自分で自分に共感するスキルです。
共感、というと、
「あの人の話に共感できる?」「できなーい」
のような、「同意」「理解」といった意味合いで使われることがありますね。
NVCの共感は、たった今起こっている感情とニーズに意識を向けることを言います。
NVCが伝える共感のうち、自分に対する共感
「自己共感」
について、お伝えしました。
感情とニーズに意識を向けること
感情は、世間一般だと、 「もういやだー」「なんでそんなこというんだよー!」 のような、「本心に歯に衣を着せず表現すること」といった意味合いで使われることがありますね。
NVCでいう感情は、体の感覚と、体の中に存在するまだ言葉にならない感覚を指します。
例えば、
- 胸がほわっとあたたかくなる
- 全身が軽く感じる
- 胸が開くよう
- お腹の中がどす黒いものが渦巻く
- 力が抜ける
- 胸がキュッとする
といった体の感覚です。
その感覚にぴったりくる名前をつける。
自分が認識したり、他者と意思疎通しやすくなります。
上記を例にすると、
- 胸がほわっとあたたかくなる ⇒ 感謝
- 全身が軽く感じる ⇒ やる気に溢れる
- 胸が開くよう ⇒ 開放感
- お腹の中がどす黒いものが渦巻く ⇒ 腹が立つ
- 力が抜ける ⇒ 無力感
- 胸がキュッとする ⇒ さみしい
と、名付けられるかもしれません。
(上記はあくまで一例です。)
で、その感情は、ニーズが満たされたり、満たされないと思う結果だ、と説明されます。
世間一般のニーズは、
「それ、ニーズあるの?」「調査します!」
のような、「需要」の意味で使われることがあります。
NVCのニーズは、人が生きたり、心豊かにいるために必要とするもの。 時代や宗教、国、価値観、家庭、個人に依らない、人間だったら誰にでも必要なものを言います。 例えば、
- 愛
- 聞いてもらうこと
- 価値の承認
- 自由
- 選択
- 探求
- 気楽さ
- スペース・余裕
- 遊び
- ユーモア
- 祝福・お祝い
といったものがあります。
このニーズが満たされたと思う結果、ポジティブ系の感情が出ます。
一方、満たされないと思う結果、ネガティブ系の感情が出ます。
例えば、あなたは聞いて欲しい事がある。
だが、パートナーはゲームばっかりして聞いてくれない。
あなたには怒り、悲しみ、寂しさを経験するかもしれない。
それは、あなたにとって聞いてもらうことが必要だから。
もしかしたら、意識を向けてもらうこと、大切にされることも、必要かもしれない。
この時、あなたには、
- 聞いてもらうこと
- 意識を向けてもらうこと
- 大切にされること
というニーズがあるかもしれません。
そのようなとき、
「私は今、聞いてもらうこと、意識を向けてもらうこと、大切にされることが、必要なの?」
と、自分に問いを向けます。体がふっと緩むような感覚を覚えたら、たった今必要なニーズはそれらである、と考えられます。
また、NVCには、すべての行動はニーズを満たすための試みである、という前提があります。
例えば、「ねぇねぇ、話聞いてよー」と言うとき、話を聞いてもらう、というニーズがあるかもしれません。
「お前なんか嫌いだ!」と言うとき、「嫌いだということをわかってもらうことが必要」かも知れないし、「どれだけ腹が立っているのか受け取ってもらうことが必要」かも知れないし、「自分を認めてもらう事が必要」かもしれません。
そのニーズが特定できるとき。
- 体がふっと緩むようなリラックスした感じ
- そうそう!それ!といった「ハマる感じ」
- なんだか元気になる感じ
を経験します。
更にそこから。
その特定したニーズは、自分にとってどのようなものなのか。
体験的理解を得ていきます。
具体的には、
- 過去にそのニーズが満たされた経験を思い出し、その時の感覚を今感じ直す
- 自分にとってそのニーズがどのようなものか、自分の内側ある感覚をそのまま話す
ということをします。
すると、怒りや悲しみ、敵意、うれしいなど、感情と共にいた自分から、人が生存したり、心豊かに生きようとするエネルギーと共にいる自分へとシフトが起こります。
このシフトが起こるとき、感情、さみしさや悲しみ、怒り、敵意、恨みですら、消化されていきます。
いくら笑顔を浮かべ、上ずった声を出しても、怒りや敵意など、感情は相手に絶対伝わります。 自分の感情を無視して自分に嘘をついても、自分がしんどくなるだけです。
それが、自己共感をしっかりすることで、ネガティブな感情が開放され、自然な力強さが湧いてきます。 その、ニーズとともにいる状態で、自分や人に接する事ができるようになります。
一方で、うれしい、幸せ、といった感情は、何倍にも感じられたり、それを求める生命の輝きに触れることができ、より、心の内側の豊かさに触れることが出来るようになります。
やったこと
今回のワークショップでは、NVCが伝えるコミュニケーションの4のステップ、
- 観察
- 感情
- ニーズ
- リクエスト
を自己共感に使うために、
- デモンストレーション
- ステップバイステップで一緒にワーク
といった形でお伝えしましたー。
ワークショップでは、
- 過去に起こったこと
- 今思い出してもざわざわする出来事
- ざわざわすることがない人はお祝い事
について、自己共感を使ってプロセス。
観察、感情、ニーズ、リクエストを、丁寧にひとつずつ進めていきました👍
起こったこと・わかったこと
19:00〜21:00の予定が、勢い余って22:00まで汗
その甲斐もあり、
- 思い出すと怒りだったのが、感謝を伝えようと思えるようになった
- 心が軽くて楽になった
- 良い感情がよりよく感じられて、これいい
- 相手のことをよりよく聞こうと思えるようになった
などなど、ワークショップの前後で大きなシフトが…!
かんたんな言葉で説明されているのもよかった、というお声もあって、嬉しい時間でした💖
時間管理は今後の課題(`・ω・´)
今後について
エンカレッジ・リハビリテーション協会様とも相談中ですが、この勉強会は継続的に開催したいなぁと、個人的には考えています。
僕が学んできたものが役立つのは嬉しいし、構造がシンプルゆえに、人にも伝えやすいと思うのです。
まずは自己共感で自分の心を平和にし、それから、人に関わる、という順序。 リアルタイムに実践できる人が増えたら、次になにが起こるかなぁ、と思うと、ワクワクもします。
次が決まったら、またブログ等々でお知らせしますね。
楽しみに待っていただけたらうれしいです♡
待ちきれない方はぜひご連絡くださいませ。
出来る限り、ご要望に添えるよう調整たいと考えてます😆
お問合せはこちら↓
お問い合わせフォーム
長文を読んでくれてありがとう。
次回以降のワークショップでお会いすることを楽しみにしています☺️