ますみのど直球人生(仮)

「生命に触れるファシリテーション!やる理由発掘ファシリテーター」高橋真澄のブログ「ますみのど直球人生(仮)」です。

セカンドキャリアへの旅路(30)気付いてしまった…

おはようございます、ますみです。
アクセス、ありがとう☺️

最近、目を閉じるとロサンゼルスのフリーウェイが浮かびます。
今年、また海外に行くことになりそうな予感です。

前回まで

研修は大好評のうちに終了。
会社の事業は、コンピュータシステムの受託開発に社員のリソースを集中。
社内の自己組織化が進み、
「次年度には軌道に乗りそうだな」
と、胸が軽くなるのを感じていたんだ。

危機

受託開発にリソースを集中する、と決めた後。
出来る限り、ノウハウを社員に伝えた。
社員の吸収には目を見張った。

僕が数年掛けて築いてきたノウハウ。
半年もしないうちにだいぶ吸収していた。
ほとんど僕の手が掛からなくなり、自由が出てきた。 

一方で、経済的には困窮していた。
投資先が、資金の運用に失敗していた。
さらに、経理の記帳ミスが発覚。
あると踏んでいたお金がないことがわかった。

そして、教育後、様子見だった社員について、取引先から交代して欲しいとの連絡。
「交代になると、粗利がどれだけ落ち込むか…。」
僕は肩を落とした。

今後の収支を試算すると、半年後には倒産することがわかった。
思わず奥歯を噛む。どうしたらいい…?

帰社日

当社では月に一度、帰社日を設けていた。
社員全員が一同に介し、現状共有と今後について語り合う場だ。

僕は、今後の収支の予定を話した。
話した、というより、嘆いた。

自分の中で感情をプロセスして、静かに話す選択肢もあった。
だけど、どれだけ僕が辛いのか、わかってほしかった。
普段の話し方だと、伝わらない自信があったんだ。

経理の計算ミスのこと。
取引先が求めることを学んでいなかった社員のこと。
学びのお金も時間も用意してきたのに利用がないこと。
1から10まで伝えないと理解できない社員のこと。
それに気づけなかった自分のこと。
今後の見通しが得られないこと。
これ以上経営者をするのが嫌なこと。

嘆いて嘆いて。その日は解散。

後からファシリテーターとして参加していた柴橋さんから、
「だいぶ荒ぶってましたねー」
と言われたほど。

なぜこのような状況になったのか。
僕のどんな行動が、この問題を支えているのか。
自問していた。

起こるべくして起こること

経理のせい、社員のせい、という気持ちがあることは認める。
だけど、自分の行動がこの結果を産んでいることも確かだ。

「僕は本当は、何がしたかったんだろうか。」

と、コヒーランスをしながら自分に問うたとき。
はたと思い至った。

僕は、人の自然な有り様を大切にしたい。
人は人なりに考えや状況があって行動している。
人の考えを尊重したい。
そのためには、何があろうと放っておく必要がある。

この考えに基づいて行動した結果がこの状態だ、と気付いてしまった。
自分でこの状況を作り出している。
合点がいった。
思わずため息が出て、体中から力が抜ける…。

思えば、経理も、学ばない社員も。
喜々として仕事をしているように見えない社員だった。
生活のために仕方なくやる。
やらなくて良いならやりたくない。
と言うのを聞いたこともある。

生活のための仕事で、パフォーマンスが上がるなら良い。
だけど、ミスが多発。
顧客の要望にも応えられないでは、どうしたって続かない。
「やりたくもない仕事をさせていたんだなぁ」
と思うと、がっかりもした。
やろうと思うだけでワクワクするような仕事を選んでほしいんだ。

幸い、コミュニケーションのスキルには、社員たちも興味があった。
そこで、NVCやコネクション・プラクティスを核に、商品化を目指すことにした。

マーケティングコンサルタントも入れて、本格的に動き出すことにしたんだ。

次号に続く。