ますみのど直球人生(仮)

「生命に触れるファシリテーション!やる理由発掘ファシリテーター」高橋真澄のブログ「ますみのど直球人生(仮)」です。

セカンドキャリアへの旅路(22)行動するほど深まる謎

無事、コネクション・プラクティスのトレーナー「ラスール」になった僕。企業に伝えよう、と思うも、どこも間に合っているという。ニュースやネットでは、鬱や自殺者が多数いると書いてあるが、そんな人がいる会社はなかった。一体、何が起こっているのか。

僕は、事実を知るために行動を開始したんだ。

 

まず、中小企業家同友会で知り合った方を中心に、コミュニケーション問題やメンタルヘルス問題、ビジョンが描けない事があるか、聞いてみた。すると、

「コミュニケーションは細かく伝えるようにしてるから問題ない」
メンタルヘルス問題は既に産業カウンセラーの資格を持っている人がいるから間に合ってる」
「ビジョンが描けるやつが上に上がるから、描けないやつはいつまでも下のまま。得意不得意もあるし、それで問題ない」

と言う。会社で何か問題あります?と聞くと、

「人が足りない」

と言う。

「人が足りないとは、具体的に何が起こっていますか?」

と聞くと、

「もっと受注したいけど、こなせないから受注できない」
「仕事はあるのにやってくれる人がいない」
「このままだとダメだから、もっと売上の上がる新規事業も考えている」

などなど、問題点として話してくれるものは、コミュニケーションとは関係ないように見える。僕は落胆と、でも、苦しんでる人がいなくてよかった、という安心とが混ざった複雑な気持ちを抱いていた。

 

一方で、僕の会社にシステム開発を発注している会社では、メンタルヘルス問題がある、という。元気がない状態が続いている人、自分を責める思考が強くていつか鬱になるんじゃないかと心配されている人、いつも無口で何を考えているのかわからない人、突然怒り出す人、何かをお願いしても交渉の余地がない人がいる、という。

僕はとても不思議だった。

なぜなら、僕の会社にシステム開発を発注している会社の方は、東証一部上場企業。中小企業よりよほど大きくて、僕が知る限り福利厚生も充実している。話もちゃんと聞いてくれる人が多いし、合わない人には辞めてもらうから大丈夫、とはなかなか言わない。いつも僕らに、また、社員同士のやり取りを見ていても、お互いを尊敬・尊重しあっている様子が伺えた。それなのに、メンタルヘルス問題がある…?

 

一体、何が起こっているんだろう…?

僕の疑問は、益々深まっていったんだ。

 

次号に続く。