ますみのど直球人生(仮)

「生命に触れるファシリテーション!やる理由発掘ファシリテーター」高橋真澄のブログ「ますみのど直球人生(仮)」です。

セカンドキャリアへの旅路(21)自信喪失と絶望が生み出す新たな一歩

前回まで

経営者が集まる場や社内で、コネクション・プラクティスの良さを伝えるも需要があるように見えない。「僕が何かの思い込みに囚われていただけで、世の中は平和なんじゃないか…?」そんな考えも出てきて、僕は、完全に自信を失っていたんだ。

 

自信喪失

僕は、この数年、アジャイルTOCNVC、そしてコネクション・プラクティスと学び続けて来た。僕が悩みを解消するためにだ。でも今、コネクション・プラクティスを伝えたいという気持ちがモリモリある。

だけど、コネクション・プラクティスを必要としている人なんて、皆無なんじゃないか?と、疑念が立ち上がる。僕がこのスキルで救われたように、妻や子どもたちとの関わり方が変わって幸せが増えたように、ビジネスで成果が出たように、役立つ人たちがいる!と思っていたのは、単に僕が無能で、僕が家族というものへの理解がなく、僕のビジネスへの理解が偏見に満ちていて、僕の世の中への見方も穿っていて、僕が人との関わり方も知らなくて、僕がわざわざ自分を苦しめた結果であって、世の中の人は全然違う世界観に生きてるんじゃないのか?思わず体が倒れ込むような徒労感…。

そして、僕は過去の出来事を思い出していたんだ。

 

人を傷つけた思い出

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僕が中学生の頃、僕の勘違いから、人をひどく傷つけたことがある。

当時、勉強や陸上部とバスケ部との掛け持ち、気の合う仲間とゲームするなど、中学校生活を満喫していた。なんとなく好意を持てる女子もいたものの、恋心というほどのものではなく、さして彼女が欲しいわけでもなかった。ある時、ある女子Aちゃんから「Bちゃんがまっす(当時の僕の呼び名)と付き合ってるってみんなに言いふらしてるよ」と言われた。僕は嘘が大嫌いな性分だったので、それを真に受けて「嘘を言うBちゃん許せない!」と激昂🤯

Bちゃんを無視することに決めた。

Bちゃんから話しかけられても返事をしない。違う方を向く。わざと違う人に話しかけるなど、徹底していた。他の友人たちから「なんで無視するの?」と聞かれても、はじめは理由は答えなかった。

「そんなことぐらい本人(Bちゃん)がわかってるだろ!」

と、相手にしなかったんだ。そのうち何度も聞かれて面倒になって「Bちゃんが俺と付き合ってるとみんなに言いふらしてると他の人から聞いてムカついてる」と友人たちに伝えたところ、友人たちはBちゃんに話を聞いてきた。Bちゃんはそんな事は言ってないという。それでも僕はムカついてて、

「そんなの嘘に決まってるだろ!」

と一蹴した。そのうち、Bちゃんも話しかけてこなくなり、友人たちもこの件については触れなくなった。

高校生になった頃、Bちゃんとすれ違うことがあった。その時の一瞬驚いたような、怯えたような表情を見たとき、なぜだか、

「Bちゃんが言っていたことは、真実だったのかも…」

と思えた。考えてみれば、僕はAちゃんの話を聞いただけで、Bちゃんの話をちゃんと聞いてなかったんだ。

「もしかして、とんでもないことをしていたのか…」

後悔が僕を襲っていた。どれだけ苦しんだんだろう。ひどく傷つけたよな…。そう思うも、今更どうして良いのか全くわからなかった。話しかける資格が僕にあるのか…。また怯えさせたり、怖がらせるんじゃないか。それならいっそ、話しかけずに、ひっそり過ごすほうがいいんじゃないか。何事もなくお互い過ごすほうが、少なくとも相手にとって安心な日々が続くんじゃないか。

そう考えた僕は、Bちゃんに新しく何もしない、ということにした。

そして、人から聞いた話で判断してはいけない。どんな時も事実を確認して、それから判断し、行動しよう。と、心に決めたんだ。

 

絶望の果てに

僕は事実を確認することを大切にしていくんだ、と心に決めたはずなんだ。だけど、結局、妄想の世界で生き続けてきたのか。この数年の僕の苦労は、一体何だったんだ…。全身から力が抜けるような無力感と、真っ暗闇に放り込まれたような絶望を感じていた。

これまで僕が問題だと思っていたことは全部、僕が作り上げた幻想で、真実の姿は全く別なんじゃないのか…。

だとしたら、僕は、真実を知る必要がある。人から聞いた話やニュース、統計データに依らない、真実の姿を。鬱や自殺者が年間何万人とかいうニュースがある。だが、僕の周りの経営者は、そんな問題は社内で起こってないという。

何が起こっている?真実の姿はなんなんだ?僕が単に、問題を抱える人や経営者に会わないだけなのか?中小企業家同友会は良質な経営者ばかりで、企業は活き活きと働く社員で溢れかえっているのか?

真実が知りたい。

 

そして、僕の新しい活動が始まったんだ。

次号へ続く。