セカンドキャリアへの旅路(8)孤立
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「孤立」
誰のどんな悩みを解決しようとしているのか、もしくは、誰のどんな望みを叶えようとしているのか。\
そもそも、その悩みや望みは存在するのか?
そこを押さえていることは当たり前だろう、と思った僕は、今ある仕事について、
「今の仕事は誰のどんな悩みを解決するものなんだろう?」
と、社員に聞いてみたんだ。
すると、社員からは、
「お客さんのどんな悩みを解消しようとしてるか…?知らないっすよ」
「僕らは言われたものを作ってればいいんですよ」
「まさかコンサルでもやる気ですか?経験もないのに。」
と、言われる。
「お客さんの悩みを知らないと、間違ったもの作るんじゃない?」
と反論するも、
「お客さんがほしいと言ったものが間違ってても、お客さんの責任でしょ」
「僕らは言われてものを作ってればいいんですよ」
と、取り付く島もない。
特に、「作るものが間違っててもお客さんの責任だ」、という言葉は許せなかった。
もう二度とこの会社でこの話はするまい、と心に誓った。
その代わり、デジタルサイネージ事業でこの経験を活かそうとした。
「このサービスって、
どんなお客さんのどんな悩みを解消しようとしてるんでしたっけ?」
と聞くと、「まだ決まってないんだよねぇ」「とりあえずモノが出来る方が先だよね」という返事。
もう、話す気力もなかった。
悩みや望みを明確にする。
そのための解決策を作って売る。
そんな簡単な話なのに、なんで違うことするの、、、
まったく理解できなかったし、暴れたくなるほどもどかしかった。
思えば、僕のパソコン販売はまさに、理想型だったのだ。
お客様から悩みや望みを聞き出して、それを解決する製品を紹介する。ただそれだけ。
売ろうとしなくても売れるよね、と、この時初めて気がついた😫
それに引き換え、この会社とプロジェクトときたら、、、と絶望。
とは言え、言われたままにモノを作るだけの仕事は嫌だった。
やるなら、自分たちがやる意味の感じられる仕事がしたかった。
そのため、自社サービスを作っていきたい、と言っていたが、それも社内から反対された。
さらに、ビジョンを示せ、と社員に言われる。
僕が自社サービスを作っていきたいという話を否定するし、ビジョンを示せと言うし、意味がわからなかった。
僕が示す方向性が気に入らないんだろうなと思った。
それなら、社員がやりたい方向性を言ってもらって、それを僕がサポートする、という体制のほうがやりやすいと考え、
「どんなことがやりたいか教えてくれる?」
と言うも、
「そんなのは社長が考えてください」
と一蹴された。
もう、完全にわけがわからなかった。
そして僕は思考停止した。
会社では、言われたことだけやる機械と化した。
ただ淡々と、やるべきと言われたことをやるだけの日々。
やりがいもない。
でも、やっていれば文句は言われない。
利益は上がった。
ちゃんとボーナスも出せた。
安定した会社に、徐々に上がる給料。
それさえあれば誰も文句言わない。
だから、次はもっと短い時間で、もっと大きな利益を出そう。
誰にも文句を言わせないために。
淡々と。
心を殺して。
次号、「機械に油を差す半年間」
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