ますみのど直球人生(仮)

見たものや聞いたもの、考えたことを書いていきます。

セカンドキャリアへの旅路(48)やりたいことをやってみる

こんばんは、ますみです☺️
昨日は共感強化クラスを開いてました。
感謝を共感的に伝える・受け取る、というテーマ。
身も心も打ち震える感動が巻き起こりました☺️
感謝を伝える体験も、受け取る体験も、人生を豊かにしますねー…。
僕は愛とお祝いに立ち続けたいんだなぁ、と、しみじみする今です。

前回まで

クラスを開くだけでは、僕が望む世界につながらないような違和感。
洞察も「楽しんでー♡」しか言わない。
まぁ、そのうちぜんぜん違うアイディアも出てくるだろう。

そんな心持ちで、やりたいことをリストアップしていったんだ。

出会い

人に任せられる仕事はどんどん任せる。
自分がやりたい!と思えることに専念する。
それを意識しながら、日々過ごす。

それだけで、どんどん物事が進むようになった。
居心地も良いし、集中できる。

一方で、夜弱いわぁ…と感じることが増えた。
全力で走っているせいか、夜まで体力が持たない。

「どうしたもんかなぁ…」
と、悩んでいたとき。

「ますみーん。話聞いてー。」
と、友人からメッセージが入った。
話を聞きに行ってみると、サプリの試飲。

サプリ自体は、これまでもちょっとずつ探していた。
栄養状態が悪いクライアントがいるのだ。
自分で試して良かったら勧めてみよう、と思い購入。

早速飲んでみた夜。
あまり眠くならない。
むしろ元気すぎ。

何か始めちゃおうと、勢いでこのブログを始めた😳

「これは興味深いわー…」
と、早速クライアントにも試しに飲んでもらう。

数日後。
クライアントから、
「なんだか元気なんです」
「今まで心がざわついてたことが、冷静に受け止められるんです」
と、喜びのフィードバック…!

「僕のセッションより効果があるんじゃないか…?」
びっくりするほどの変化だった。

「あぁ、物を売るのもいいなぁ」
と、パソコン販売時代を思い出してもいた。

クリーン・リトリートへの参加

さらに僕自身がやりたいことに集中するために。
長野県松本市で開かれた、クリーン・ランゲージを用いたリトリートに参加。

クリーン・リトリートは、僕のクリーンランゲージの先生二人が開くリトリート。

詳しくはコチラ ⇒ http://cleanlanguage.jp/

朝から晩まで、セッションと瞑想の2泊3日…!
温泉と美味しいご飯。 f:id:massue0013:20180416212556j:plain

凍てつくような廊下😫 f:id:massue0013:20180210142830j:plain

自分に没頭できる贅沢な時間…!
山を見ながら。
街を見下ろしながら。
あるいは、物置のようなロフトで。

延々とセッションを受け続けた。
そして、だんだんと、今の自分が望む世界が見えてきたんだ…!

次回に続く。

ワークショップ開催報告 4/13(金) 共感的コミュニケーション・ワークショップ 〜共感力を高めて相手も自分も癒せる人になる〜

こんにちは、ますみです😃
今日は、ワークショップの開催報告です。
(ライフストーリーはまた明日♡)

4/13(金)、一般財団法人日本エンカレッジ・リハビリテーション協会様の主催。
NVCのワークショップを開いてきました☺️
呼んでいただけるってありがたいです💖

2〜3時間くらいのセミナーから長期プランまで対応できます。
興味が湧いたら、お気軽に呼んでください👍

非創造的対立と消極的解決策がはびこる現場なら。
創造的対立と積極的解決策が巻き起こるタネを一緒に植えませう(`・ω・´)

今回のテーマ

今回のワークショップは、「自己共感」がテーマ。
自分で自分に共感するスキルです。

共感、というと、
「あの人の話に共感できる?」「できなーい」
のような、「同意」「理解」といった意味合いで使われることがありますね。

NVCの共感は、たった今起こっている感情とニーズに意識を向けることを言います。

NVCが伝える共感のうち、自分に対する共感
「自己共感」
について、お伝えしました。

感情とニーズに意識を向けること

感情は、世間一般だと、 「もういやだー」「なんでそんなこというんだよー!」 のような、「本心に歯に衣を着せず表現すること」といった意味合いで使われることがありますね。

NVCでいう感情は、体の感覚と、体の中に存在するまだ言葉にならない感覚を指します。
例えば、

  • 胸がほわっとあたたかくなる
  • 全身が軽く感じる
  • 胸が開くよう
  • お腹の中がどす黒いものが渦巻く
  • 力が抜ける
  • 胸がキュッとする

といった体の感覚です。

その感覚にぴったりくる名前をつける。
自分が認識したり、他者と意思疎通しやすくなります。
上記を例にすると、

  • 胸がほわっとあたたかくなる ⇒ 感謝
  • 全身が軽く感じる ⇒ やる気に溢れる
  • 胸が開くよう ⇒ 開放感
  • お腹の中がどす黒いものが渦巻く ⇒ 腹が立つ
  • 力が抜ける ⇒ 無力感
  • 胸がキュッとする ⇒ さみしい

と、名付けられるかもしれません。
(上記はあくまで一例です。)

で、その感情は、ニーズが満たされたり、満たされないと思う結果だ、と説明されます。

世間一般のニーズは、
「それ、ニーズあるの?」「調査します!」
のような、「需要」の意味で使われることがあります。

NVCのニーズは、人が生きたり、心豊かにいるために必要とするもの。 時代や宗教、国、価値観、家庭、個人に依らない、人間だったら誰にでも必要なものを言います。 例えば、

  • 聞いてもらうこと
  • 価値の承認
  • 自由
  • 選択
  • 探求
  • 気楽さ
  • スペース・余裕
  • 遊び
  • ユーモア
  • 祝福・お祝い

といったものがあります。

このニーズが満たされたと思う結果、ポジティブ系の感情が出ます。
一方、満たされないと思う結果、ネガティブ系の感情が出ます。

例えば、あなたは聞いて欲しい事がある。
だが、パートナーはゲームばっかりして聞いてくれない。
あなたには怒り、悲しみ、寂しさを経験するかもしれない。
それは、あなたにとって聞いてもらうことが必要だから。
もしかしたら、意識を向けてもらうこと、大切にされることも、必要かもしれない。

この時、あなたには、

  • 聞いてもらうこと
  • 意識を向けてもらうこと
  • 大切にされること

というニーズがあるかもしれません。

そのようなとき、
「私は今、聞いてもらうこと、意識を向けてもらうこと、大切にされることが、必要なの?」
と、自分に問いを向けます。体がふっと緩むような感覚を覚えたら、たった今必要なニーズはそれらである、と考えられます。

また、NVCには、すべての行動はニーズを満たすための試みである、という前提があります。

例えば、「ねぇねぇ、話聞いてよー」と言うとき、話を聞いてもらう、というニーズがあるかもしれません。

「お前なんか嫌いだ!」と言うとき、「嫌いだということをわかってもらうことが必要」かも知れないし、「どれだけ腹が立っているのか受け取ってもらうことが必要」かも知れないし、「自分を認めてもらう事が必要」かもしれません。

そのニーズが特定できるとき。

  • 体がふっと緩むようなリラックスした感じ
  • そうそう!それ!といった「ハマる感じ」
  • なんだか元気になる感じ

を経験します。

更にそこから。
その特定したニーズは、自分にとってどのようなものなのか。
体験的理解を得ていきます。

具体的には、

  • 過去にそのニーズが満たされた経験を思い出し、その時の感覚を今感じ直す
  • 自分にとってそのニーズがどのようなものか、自分の内側ある感覚をそのまま話す

ということをします。
すると、怒りや悲しみ、敵意、うれしいなど、感情と共にいた自分から、人が生存したり、心豊かに生きようとするエネルギーと共にいる自分へとシフトが起こります。

このシフトが起こるとき、感情、さみしさや悲しみ、怒り、敵意、恨みですら、消化されていきます。

いくら笑顔を浮かべ、上ずった声を出しても、怒りや敵意など、感情は相手に絶対伝わります。 自分の感情を無視して自分に嘘をついても、自分がしんどくなるだけです。

それが、自己共感をしっかりすることで、ネガティブな感情が開放され、自然な力強さが湧いてきます。 その、ニーズとともにいる状態で、自分や人に接する事ができるようになります。

一方で、うれしい、幸せ、といった感情は、何倍にも感じられたり、それを求める生命の輝きに触れることができ、より、心の内側の豊かさに触れることが出来るようになります。

やったこと

今回のワークショップでは、NVCが伝えるコミュニケーションの4のステップ、

  • 観察
  • 感情
  • ニーズ
  • リクエス

を自己共感に使うために、

  • デモンストレーション
  • ステップバイステップで一緒にワーク

といった形でお伝えしましたー。

ワークショップでは、

  • 過去に起こったこと
  • 今思い出してもざわざわする出来事
  • ざわざわすることがない人はお祝い事

について、自己共感を使ってプロセス。

観察、感情、ニーズ、リクエストを、丁寧にひとつずつ進めていきました👍

起こったこと・わかったこと

19:00〜21:00の予定が、勢い余って22:00まで汗

その甲斐もあり、

  • 思い出すと怒りだったのが、感謝を伝えようと思えるようになった
  • 心が軽くて楽になった
  • 良い感情がよりよく感じられて、これいい
  • 相手のことをよりよく聞こうと思えるようになった

などなど、ワークショップの前後で大きなシフトが…!

かんたんな言葉で説明されているのもよかった、というお声もあって、嬉しい時間でした💖

時間管理は今後の課題(`・ω・´)

今後について

エンカレッジ・リハビリテーション協会様とも相談中ですが、この勉強会は継続的に開催したいなぁと、個人的には考えています。

僕が学んできたものが役立つのは嬉しいし、構造がシンプルゆえに、人にも伝えやすいと思うのです。

まずは自己共感で自分の心を平和にし、それから、人に関わる、という順序。 リアルタイムに実践できる人が増えたら、次になにが起こるかなぁ、と思うと、ワクワクもします。

次が決まったら、またブログ等々でお知らせしますね。
楽しみに待っていただけたらうれしいです♡

待ちきれない方はぜひご連絡くださいませ。
出来る限り、ご要望に添えるよう調整たいと考えてます😆

お問合せはこちら↓
お問い合わせフォーム

長文を読んでくれてありがとう。
次回以降のワークショップでお会いすることを楽しみにしています☺️

セカンドキャリアへの旅路(47)ビジネスアワードへの参加

こんばんは、ますみです😊
今日は友人の結婚式に出席してきました。
幸せのおすそ分けをもらってほんわか😊

お互いの深いニーズを大切にし合える夫婦でありたいなぁ、と思えた今日でした。

前回まで

時間あたりの粗利をあげよう。
そう思ったものの、どうして良いのか途方にくれた。
そんな僕の元に、一本の電話が来たんだ。

ビジネスアワード

「どもー、◯△銀行です。」
電話に出ると、取引先の銀行の担当者。

担当者「今度うちでビジネスアワードやるんですけど、説明に伺っていいすか?」

ビジネスアワードは、企画書を出して、選ばれれば賞金がもらえるイベントだ。
もし資金が貰えればありがたい。
企画書を書く段階で、やりたいことも整理されそう。

僕「ぜひー。いつがいいです?」 即OKした。
早速会って、話を聞く。

色々と話を聞くと、

  • 最高賞金300万円
  • 他の会社とコネが作れる

ということだった。

「コネはありがたいなぁ…」

コネクション・プラクティスのクラスを仕事にする場合、知名度や実績のなさが辛いところ。
どう提案したら良いものか、まだ見えていない。
企業内に存在する問題について、知れるようなコネが欲しい。
そう思い、賞金をもらうことより、コネを作るため、参加することにした。

とは言え、企画がしょぼくてはどうしようもない。
ひとりで悩んでみたり、コネクション・プラクティス仲間に頼ってみたり。 2週間ほど掛かり、企画書が完成…!
無事、提出を果たした❗️

「おわったぁああ」
達成感と安堵でぐったりする。
出来ることはやりきった。

でも、違和感が残っている。
理論上の時間あたりの利益、つまり時間速度が、思うほど上がらなかった。
まだ余裕のない日々が続く、と思うと、辛い。

さらに、クラスだけでは、僕が望む世界につながらないような違和感も。

「この違和感について、何を知るべきだろう」
自分に問う。
すると、砂漠の上で座って草笛を吹く女性。

「なんの意味があるか教えてくれる?」
改めて問う。
すると、「たのしんでー♡」というメッセージ。

「お、おぉ…」
あまりの脳天気なメッセージに、一瞬、途方にくれてしまった。
思い返すと、脳天気すぎて、心が軽くなる。

まずは、僕が楽しくてやりたいと思えることだけやろう。
そのうち、全然違うアイディアも浮かんでくるだろう。

そんな気楽な心持ちで、やりたいことをリストアップしていったんだ。

次号に続く。

セカンドキャリアへの旅路(46)スループット会計

こんにちは、ますみです☺️
ブログを読んでくれて、ありがとう。
このテーマは、僕が半生を振り返ることで、僕に何か気付きがあるといいなぁ、という思いで書いております。

読んでくれた方の刺激に、どんな形であれなるとしたら、書いた意味がさらに感じられて嬉しいです。
何か湧き上がることがありましたら、コメント等でぜひ教えてくださいませ😊

前回まで

今行っている事業の現状把握に乗り出した僕。
スループット会計に基いて整理していく。
すると、面白いことがわかってきたんだ。

時間あたり粗利

スループット会計では、時間あたりの利益を見る。
この場合の利益とは、

利益 = 売上高 - 直接原価(材料費など)

となる。

この利益が、業務費用より大きければ、儲けている、ということになる。
業務費用とは、物を売っても売らなくても掛かる費用。

シンプル☺️

この時、儲けを大きくする考え方は2つある。
ひとつは、利益を上げる。
もうひとつは、業務費用を下げる。

基本的には、利益を上げる方向で考える。
なぜなら、業務費用はよほど無駄遣いしてない限り、削減は難しいからだ。
同じ時間をかけるなら、利益を上げる方に時間を割く方が、よほど可能性がある。

この考えに基づくことを選ぶ。
会社と、サービスごとの時間あたり粗利を見る。
すると、ここ数年、ずっと一定だった。
上がりもせず、下がりもせず。

これまでうっすら自覚はあったけど、興味深い結果。
この形で働き続けることの限界も感じた。

当社の主なビジネスはコンピュータシステムの受託開発だ。 かかった工数(時間)に単価(時給)を掛けた金額が売上高になる。 直接原価(材料費)はない。
この売上高が、業務費用(家賃、給与等)より大きければ儲けていることになる。

今回、社員が減った。
業務費用は減るが、売上はそれ以上に減る。
大きく借入だけが残った状態で、それはまずい。
粗利は少なくとも維持。 できれば、大きくしたい。

働く時間を、これ以上大きくすることも出来ない。

「時間あたりの粗利を大きくする方法が必要…かなぁ」

そう思いつくものの、雲をつかむような思い。

「どうしたもんかなぁ…」

そう悩む僕に、一本の電話が入った。
取引している銀行の方だ。
この電話が、僕が新しい視野を得るきっかけになったんだ。

次号へ続く。

セカンドキャリアへの旅路(45)現状整理

こんにちは、ますみです😆
ブログを読んでくれてありがとう。

今朝、とある方から、
「ますみさんと久美子さんのコネプラはセレモニーだ」
というお話をいただきました😀
自分の内側に愛を感じながら生きることの意味が自覚できてうれしい朝でした😊

前回まで

持続可能性を満たすほど、仕事が決まらなかった。
仕事が決まらなかった社員は会社都合により解雇にしたい旨も、改めて話した。
これからは、残った仕事の整理。
そして、僕の人生のための仕事を考える必要がある。
寂しさを覚えながら、出来ることからはじめることにしたんだ。

仕事の整理

f:id:massue0013:20180412115719j:plain
当時、付箋で埋め尽くされたホワイトボード

まずは、仕事の整理から始めることにした。
付箋にひとつひとつ、今やっている仕事を書く。

すると、ホワイトボード一面が埋まってしまった。
社員がいるから出来ていた仕事たち。

「これだけの仕事をしてたのかー…」
起業してから10年。
思わず遠い目になる😑

思えば、前職の会社の業務を完了させる、という目的で作った会社。
何のために続けてきたのか。
どこへ向かおうとしているのか。
向かう先を選ぶ理由には、何が在るのだろうか。
純粋な疑問が浮かぶ。

「たった今、僕は、何を知るべきだろうか。」

コヒーランス状態になり、自分に問うと、

「現状把握」という答えを得た。
ふと、スループット会計、と浮かんだ。
スループット会計は、TOCにもとづく会計の考え方だ。
自分たちが何に集中すべきか、会計の視点から教えてくれる。

早速、今行っている事業について、スループット会計に基いて整理していく。

すると、面白いことがわかってきたんだ。

次号に続く。

セカンドキャリアへの旅路(44)新しい日々の始まり

おはようございます、ますみです。
ブログを見ていただいて、ありがとうございます💖

スターやいいね!、コメントを頂けると
「何らか響くものがあったんだなあ」
と知ることが出来て嬉しいです☺️

前回まで

IITから帰宅した僕。
何か、大きくボタンをかけちがっているような感覚。
物事はもっとシンプルでよいはず。
僕を囚えているものの正体に、意識を向けていったんだ。

僕を囚えるモノの正体

「囚われている」感覚がある。
蟻地獄にハマっている蟻のよう。
その出処、「囚えている」ものに、意識を運ぶ。

言葉にすると、安心。居心地の良さ。慣れ親しんだこと。

「あぁ…」
合点がいった。

脳の扁桃体の反応だ。
自分が慣れ親しんだことは居心地がよく感じる。
慣れ親しんでいないことは、居心地が悪い。

居心地の良さを追求することは、扁桃体の反応の中の人生かも知れない。

そう気付いたとき。
「脳が訴えることと、生命が訴えることは、だいぶ違うんだなぁ」
と、しみじみしてしまった。

僕の生命は、
「どこへだっていけるし、なんだって出来る。」
「生命を生き切る選択が大切」
「この身でできる、あらゆることを体験したい」
そう主張する。

一方、僕の脳は、
「今やってることをひとつひとつ進めよう」
「社員と一緒にいる環境が居心地がいい」
「穏やかに暮らしたい」
と主張する。

「この主張すべてを満たすには、何を知るべきだろう?」
自分の生命に再度、問いかける。

すると、
「資本主義社会に住む選択をする以上、ルールがある」
「結果に対してオープンでいること」
という洞察。

「今やっていることに期限を設けて、その間は結果にこだわらず、やるべきことを全力でやり続ける、というのはどうだろう?」

と、自分の生命と脳に問いかける。
体全体がふっと軽くなるように感じた。
僕はそれをOKと受け取って、出社することにしたんだ。

新しい日々の始まり

新商品に、問い合わせが何件かあった。
ただ、どれも来年度以降使ってみたい、というお話。

「はぁ…」
ため息が出る。 その頃にはお金が尽きて倒産しかねないのだ。

このままだと、後ひと月で、仕事が決まらない社員は解雇する必要がある。
既に通知はしていたけど、他にも出来ることは全てやっておきたい。

覚悟を新たに、やるべきことをひとつひとつ。
淡々とこなす日々。
新商品のお試し案件も決まり、きっちり納品!

そして、出来る限りのことをし尽くした結果。


・・・
・・・
・・・

どうにもならなかった。
直近の持続可能性を満たすほど、仕事が決まらなかった。

全員で集まり、ひとりひとりの気持ちや、今後のことについて語り合った。
会社の経営状況のこと。
仕事が決まらなかった社員は会社都合により解雇にしたい旨も、改めて話した。

嘆きもお祝いも、たくさんあった。
全く新しい分野に進む人。
今後を全く考えていない人。
様々だったけれど、終わる頃には、前向きな場になっていた。

解雇になる人は、一定の期間を経て、退社となる。

これからは、残った仕事の整理。
そして、僕の人生のための仕事を考える必要がある。

寂しさを覚えながら、出来ることからはじめることにしたんだ。

次号に続く。

セカンドキャリアへの旅路(43)違和感

おはようございます、ますみです😊
ポカポカした日差しの下でブログを書き始めています。
穏やかだなー…☺️

最近、
「奥さんの愚痴を聞くのに1日2時間はかかる」
とおっしゃる旦那さんと話すことがありました。

仮に毎日続けると、1ヶ月で60時間、1年で720時間。
割と絶望的な数字ですわ、、、
短い時間で効果的に愚痴を聞くスキルって大事だなー、と思う朝でした。

前回まで

IITに参加中の僕。
表現されない感謝の痛みをプロセス。
感謝を感じたら、感謝を伝える。
新たな指針を得て余韻に浸っている時。
一通のメールが届いた。

小さな一歩

ふと携帯に目をやると、メールが届いていた。
開封すると、新商品に対する問合せ。
使ってみたい旨、連絡が来ていた。

「やったああああ…」
安堵と達成感で体から力が抜けた。
少なくとも、興味は持ってもらえている。

やってきたことの意味を、ようやく感じられた。
過去の自分や、応対してくれた社員を思うと、感謝が湧いてくる。

ひとつひとつ、やるべきことをやるだけだ。

違和感

9泊10日のIITが終わり、帰宅!
長かったような、短かったような。
時間の感覚がおかしい。

そして、なにか、大きくボタンをかけちがっているような感覚。

僕は改めて、今後の仕事について考えていた。
今の僕は、このビジネスに人生の時間を使いたいのだろうか。
今の僕は、ビジネスが出来る位置にいるのだろうか。

企業を経営しながら、対立解消やビジョニング、カウンセリングもする。
この事自体は、僕の中で一貫性がある。
むしろ、役員や管理職は全員このスキルを学んだら良いよ、ぐらいに思う。

それ以前の、もっと根本的なところだ。

物事はもっとシンプルでよいはず。
ビジネスというものを難しく考えすぎている実感。
何かに囚われているようで、僕が僕でないよう。

その、僕を捉えているものの正体に、意識を向けていったんだ。

次号に続く。